今日もランクル日和

40代からはじめる素敵なランクル生活

モノの価格とファストファッションの呪縛

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いまでは多くの人が、ファストファッションの恩恵を受けている。私もその1人だ。

総務省が作成する消費者物価指数の推移をみると、1990年からはほぼ横ばいである。これは総合したものだから、品目ごとに見ると変化があるし、モノの価格の感じ方は個人差が大きいだろう。

私が働いてお金を自由に使えるようなった20年前から大きく上がったなあと思うのは、日本国内で生産されている自動車やオートバイの価格。特に趣味性の高いオートバイは1.5~2倍くらいになった。

逆に電化製品、特にパソコンは安くなった。通信費も安くなったし、インターネットが普及することで、モノの小売価格が大きく変わった。

多くの人が、モノの価格を相対的に見ることができるようになり、1円でも安く買えることに注力するようになった。モノが同程度ならば、既存のシステムのままでは淘汰される時代になったのである。

その結果、ファストファッションが台頭する。すごく安いのに、価格以上の品質で、流行を上手く取り入れているからだ。


本当は使うモノ全てを吟味して、自分が納得できる使って気持ちいいモノを選択したい。

毎日使う道具。クルマ・時計・テーブル・椅子・食器・一部の服・靴・・・などは、好きなモノを選んで、手入れをしながら大事に使っている。

でもファストファッションって便利なんだよね。オジサンはあまり尖ったファッションは似合わないし目立ってしまう。適度に流行を取り入れた、最大公約数的なファッションは街に溶け込むことができる。大したセンスがなくても合わせやすい。

いや。手間がかかり素材にこだわったジーンズを育てたり、革にこだわってオーダーもしてみたいのだ。しかし貧乏サラリーマンには全てのモノまで手が回らないのが現状。金銭的にも時間的にも。

ファストファッションの問題も知っている。これだけ低価格で高品質なモノを提供するためには、搾取される人がいるのだ。存在が見えないから耳を塞いで恩恵を受けることができるのだ。


ファストファッションの指南本もたくさん出版されている。同じような内容でそろそろネタ切れ感があるけど、まだ需要があるのだろう。私もずいぶん参考にさせてもらった。

磨り減ってみすぼらしくなれば、新しい服を買う。買わせるためにつくられた流行に安心する。こんな連鎖を断ち切りたい。

流行に左右されない自分の定番品を少しづつ決めていこうと思う。

スティーブ・ジョブズのような極端な割り切りはできないけど、厳選していくことはできそうだ。服の組み合わせや季節感を考えることくらいの愉しみはとっておきたい。

なにもファストファッションがダメというわけではない。要所で上手く利用すれば良いと思っている。あの手この手で定期的に大量購入させる巧妙なシステムから脱したいだけなのだ。