今日もランクル日和

40代からはじめる素敵なランクル生活

ランクルのここが好き(内装編)

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私のランクルは、2000年製の後期型。2004年を最後に国内販売は一度終了する。

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1984年の発売以降、20年間ずっと同じ内装が採用された。厳密には色など細かい部品は異なるけど、基本デザイン・つくりは変わっていない。

写真だと分かりにくいが、ダッシュボードは剥き出しの鉄板でつくられている。要所でウレタンのクラッシュパッドはついてるけど、上面・グローブボックス・その他平坦な部分は、鉄板に塗装しただけである。

当然エアバッグもないし、現在の安全基準には適合することはできないだろう。2004年までは法的に問題がなかっただけである。これでも1984年の発売当初はモダンで最先端の内装だったが、20年の歳月による時代の流れに取り残されたのだ。

しかし私はこのダッシュボードのデザインが大好きである。色気は皆無だけど、日本のプロダクトらしい真面目で少し泥臭いところが実に良い。

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外装と同じくダッシュボードにもプレスラインが効果的に使われている。ダクト吹き出し口の下にあるラインが横に繋がり、このライン基準で上下に面取りされたブロックが取り付けられたデザインである。

各ブロック(構成部品)は露出したトラスネジで固定される。普通内装の取付けネジは見せない。近年ならクリップ止めでネジがないことも多い。生産効率を考えるとネジを締めるよりも、スナップで押し付けるだけのほうが都合が良いのは理解できる。しかしこのネジ止めがメカメカしい感じがしてカッコいいのである。

整備性も良好だ。男子はいくつになってもメカを分解したいのだ。ベースは分厚い鉄板なので、雌ねじがバカになることもなく、ガッチリと気持ちよく締め上げることができる。無駄な飾りやメクラ蓋がないので、慣れるとアッと言う間に部品を取り外すことができるのだ。

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残念ながら、最終型のオドメーター・トリップメーターは液晶デジタル表示になった。前期型のアナログなドラム式メーターのほうが好きだ。こんな感じで細かい部分はマイナーチェンジしている。ほとんどが部品の共通化によるコストダウンだけど。

タコ・スピード・各メーターは透過式となった。夜間見やすくはなったけど、メーター盤がプラスチックになってしまった。質感もいまいちだけど、熱に弱くメーター照明の熱で歪んでしまうので困る。私のスピードメーターも曲がっているが、新品交換すると2万円以上するので、そのうち分解して修理しようと思っている。ついでに発熱量の少ないLED球に交換するつもりだ。

各スイッチも1980年代から変わっていない。分かりやすく言えば同時期に発売された86レビン・トレノと同じスイッチである。どのスイッチも入力に少し力が必要だけど、バチン・カチャリ・コクンと大きなストロークで気持ち良い操作感なのだ。オンオフが非常に分かりやすく道具として優秀である。こんなスイッチは今のクルマにはない。

運転席というよりも、操縦席・操作席のほうがしっくりくる。

私は工業高校に通っていたので、旋盤など色んな機械にさわってきた。工作機械は精度が大事なので、操作するときの手応えもダイレクトでソリッド感がある。ランクル70を操作した感覚はそれに近い。出来の良い機械を操作するのは気持ちいい。

ランクルの座席に座るといつもテンションが上がる。男子の心くすぐるディテールにあふれた操縦席。まさに男の道具なのだ。