今日もランクル日和

40代からはじめる素敵なランクル生活

ランクルのここが好き(外装編)

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ランクル(ランドクルーザー)70は、ランクル20・40系から継承される
ヘビーデューティーなモデルである。

www.landcruiser76.com

私のランクルは、2000年製の後期型。丸目最終モデルというやつだ。2004年を最後に丸目ヘッドライトは消滅する。

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丸目ヘッドライトもそうだが、この独立フェンダーもランクル20系の頃からの伝統デザインなのだ。ランクル20系と言われても一般の方々にはイメージできないだろう。いわゆるジープを思い浮かべてもらうとよい。

ランクル70は、直線基調でモダンなデザインだけど、正面からみるとジープの面影がはっきりと残っている。ご年配の方には「かっこいいジープだねえ」なんて言われることもある。

私はこの丸目ヘッドライト・独立フェンダーのデザインに心を奪われてしまった。

今まで集めた書籍・資料を読むと、ランクル70のデザインは相当難しかったようだ。なにしろ前モデルのランクル40には、全世界にファンやハードユーザーがいて機関はもちろんデザインも期待されていた。ランクルのイメージが出来上がってしまっていて、下手なことをすると総スカンをくらう恐れがあったのだ。

ランクル70のデザインは、一人のデザイナーがつくりあげたものではない。異例だが多くの有識者やユーザーに意見を聞いて、練り上げられたデザインなのだ。つまりランクル愛好家の平均値であると言えるのかもしれない。

それでもランクル70が発売された当初は、否定的な意見が続出したそうだ。ランクル40の丸っこいジープらしいデザインとは相対的な、角ばった当時の流行りのデザインが反感を買ったのだ。しかしそれは一部のマニアだけであった。結局ランクル70は、全世界の人々に愛される超ロングセラーモデルとなったのである。

細かいことを言えば、突き出したウインカーや、斜めにカットされスリットの入ったフロントエプロンなどもランクル40から継承されている。デザイン手法が異なり、大きく変わってしまった外装だけど、ディテールを継承することにより、これまでのファンも納得させてしまったのだと思う。

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正面の姿と同じくらい好きなのは、斜め後ろの姿。今でも駐車中のランクルを、ニヤニヤして眺めていることがある(笑)さぞかしキモいことだろうけど、オジサンは気にしないのだ。

フロントグリル・独立フェンダーから続く、プレスラインがぐるりと廻っている。このラインが良い仕事をしているのだ。平板は弱いのでリブをつけて強度を上げている理由もあるけど、このラインが入ることでビシッと締まるのである。その下のテーパー状のプレスラインもフェンダー部分とつながる処理が見事だと思う。角に配置したテールランプも変に凝ることもなく、そのラインと一体化していて素晴らしい。

この水平ラインがあることで、ボディが長く薄く見えるのだ。私はこのラインがとても美しいと思う。初代レンジローバーも同じ処理だから目新しいことではないけど、ランクル70のラインは細部まで徹底しているのである。

マニアには賛否両論のクォーターウィンドウも好きなところ。これはセミロング(4ドア)だけの処理であり、乗用ワゴンのプラドからの転用なのだ。リアドアの窓枠をブラックアウトすることで、曲げたクォーターウィンドウにつながる。あたかもCピラーが存在しないように見え、屋根をBピラーで支えているだけの軽快なイメージである。

確かになぜここだけ曲面なのか。ランクル70のデザイン方程式なら、ショートメタルトップに採用された角ばったCピラーであるべきなのは理解できる。ランクル40も曲面ガラスなのでオマージュだと解釈すれば良いと思うのだ。

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私にとってのランクル70はこの後ろ姿なのだ。オーソドックスだけど、よく見ると細部まで計算されたデザイン。無駄なディテールはひとつもない。しいて言えばトヨタマークかな。ははは。

質実剛健な道具であることを感じるのも後ろ姿だ。リアドアを開けるとなんだかワクワクするのも気の所為ではないだろう。