今日もランクル日和

40代からはじめる素敵なランクル生活

体感するランクル

スポンサーリンク


キーシリンダーにキーを差し込みONの位置まで回す。一瞬全ての警告灯が点灯した後、グローランプは点灯したまま。1~2秒後グローランプが消灯したことを確認。一呼吸おいて、さらにキーを回してセルモーターを回す。

キュキッドゥオオン。ガラガラガラガラ・・・・

この始動音がたまらない。
セルモーターのキュキュは2回以内が好ましい。寒い日やキーを回すタイミングを失敗すると、キュキュキュキュドゥオオン。なんだか締まらない。24V車は、キュッドゥオオン。らしい。少し羨ましい。

普通のクルマよりアイドリング音がうるさいので停止したままの暖気はしない。ゆっくりと動かして、急加速・急ブレーキ・急ハンドルをしないだけ。温まっても極力急な動きはしないけどさ。水温計が動くまでは大人しくしておく。

マニュアルミッションのレバーストロークは長い。しかしコクッコクッと小気味よい感触でギヤチェンジできるのだ。最終型はミッションが小さくなりダウングレードされたらしいけど、私は素晴らしい機械だと思う。優れた機械は、使っていて気持ちいい。

私はいつも1速から順番にシフトチェンジしていく。1速のギヤ比はかなり低いので一瞬入るだけだ。ディーゼルなので2速発進も余裕だけど1速に入れる。操作している行為、ギヤが入る感触を愉しみたいのだろう。

グォオオン、グォオオオオン、グォオオオオオオオオオ

うん。リズムだな。
2速発進は楽だけど、出始めが間延びしてしまう。

ランクルは音の割にスピードは出ていない。安全域で運転を愉しめる。幹線道路で流れが早いときには、アクセルを踏み込むこともある。2000rpmあたりまでは、重々しく回ってるエンジンだが、それを超えると徐々に軽くなる感じで回転数が上がっていく。

ズゥオオオオ、クオオオオオオオオオオ

普段は大きな図体を屈めて大人しいが、鞭を入れると雄叫びを上げて加速するのだ。2t超の重い車体が、グイーっと押される。高回転域ではエンジン音が大きいけど回転は滑らかだ。直6サウンドというやつだろう。


初めて乗るときは、ハンドル操作に気をつけなければならない。一般的なクルマより多くハンドルを回す必要があるし、戻りが弱いので自分でハンドルを戻してやる必要がある。ハンドルは軽いので大した負担ではないし、そのうち慣れる。丁寧にハンドルを操作すればよいだけだ。


ランクルの設計は古く、各スイッチも昔からのモノが使われている。入力ストロークが大きく、少し力が必要だ。私はこの感触が好きなのだ。機械式ウインカーリレーの作動音も心地よい。

バチンッ、カチッ、カチャリ。カッチンカッチンカッチン・・・

バネの反力を感じながら動かすと、あるところでカチっと止まる。昔の入力装置は分かりやすい。人は視覚や聴覚よりも触覚のほうが敏感で、情報を直感的に認知できるのだ。今は機械的なスイッチすらないフラットな入力装置ばかりで味気ない。


車体を停止させ、剛性感のあるサイドブレーキを引く。LXグレードはリアドラム式なので、坂道でもブレーキの力は強大である。力任せに引く必要はない。

一呼吸おいて、キーを手前に回す。

ガラガラガラガラ、ドルンッ。

今日もお疲れさま。
また明日もよろしく。